国内にある最も古い神社の一つ諏訪大社上社本宮

全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされています。日本最大のパワースポットの1つとして有名です。

長野県のほぼ中心に位置する諏訪湖です。長野県岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる長野県最大の湖で、その周囲には沢山の商業施設があります。

諏訪大社に向かいました。諏訪大社は全国各地にある諏訪神社の総本社であり、国内にある最も古い神社の一つとされており、諏訪湖周辺に、上社本宮(諏訪市)、上社前宮(茅野市)、下社春宮(下諏訪町)、下社秋宮(下諏訪町)の4つの境内があります。ここは諏訪インターにも近い、上社本宮になります。

諏訪大社と聞いてまずイメージするのが御柱(おんばしら)祭という方も多いでしょう。御柱祭は正式には「式年造営御柱大祭」といい、7年に一度、宝殿の造り替えと共に、社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅の巨木を建てる、諏訪大社最大の神事のことです。
次回の開催は来年2016年。また多くの観光客で賑わうことでしょう。

鳥居をくぐった左側の手水舎の隣にある明神湯です。その名の通り温泉で、諏訪の温泉の源泉と伝えられていますが、定かではありません。

長野県東御市出身で江戸時代の最強力士である雷電爲右エ門(らいでんためえもん)の像がありました。諏訪大社の神である諏訪明神が武勇を司ることから奉納されたもので、作者は茅野市出身の故・矢崎虎夫氏。

文政10年(1827年)建立、諏訪市の指定文化財である神楽殿です。吹きさらしの入母屋作りで、建物内には大太鼓が設置されています。左にある黒いのが神楽殿建立と同時に奉納された大太鼓で、胴には龍の姿が描かれています。この太鼓は元旦の朝のみに打たれるそうです。一方、右側の綺麗な太鼓は前回(平成22年)の御柱に間に合うように造られた新しい大太鼓です。胴には同じく龍の姿があります。

奥へ進むと相撲の土俵があります。古来、諏訪神社では神事祭礼に相撲が行われてきましたが、近世後期からは「十五夜相撲神事」として毎年9/15に相撲の取り組みがなされます。

天空にそびえるような大きな木。根本にいる人と比べればその大きさがお分かりいただけるでしょうか。これは樹齢約1000年ともいわれる欅の木で、境内最古の樹木のひとつだそうです。

入口御門をくぐった左側にある絵馬堂。堂の中には、前回の御柱で使われた「メド梃子」が奉納されていました。「メド梃子」とは御柱の先端へVの字形に取り付けられる楢の木のことで、5月の「里曳き」の際、左右それぞれに7人ずつ乗り、バランスを取りながら舵をとる足場となります。

鳥居奥へ戻ると見えるのが、「本宮一之御柱」と呼ばれる「御柱」そのものです。長さ約17mの樅の木を山から切り出し、街中を含む20数kmを曳いてきたもので、その起源は平安時代の桓武天皇の時代に遡ります。

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