松代駅下車徒歩5分、松代城のすぐそばには幕末に建てられた大名邸宅である真田邸が在ります。

松代城の傍にある真田公園です。松代散策の休憩場所にはもってこいの場所です。
公園の一角に銅像があります。この人物は、恩田木工民親(おんだもくたみちか)という真田家第6代藩主・幸弘に仕えた家老で、当時火の車だった財政を抜本的改革で立て直した人物です。その業績は「日暮硯」という本にまとめられ、全国的に知られていったようで、松代藩の上杉鷹山といっても過言ではありません。

この銅像を右に見ながら東へ進むと見えてくるのが、真田邸です。

真田邸は元治元年(1864年)、真田家第9代藩主・幸教が、その母・貞松院のために造らせたもので、当時は「新御殿」と呼ばれていました。数百年続き、各藩に多大な負担を強いてきた参勤交代は、文久2年(1862年)にその制度が緩和され、藩主の妻子は国許に帰ることが許されるようになります。そうして造られたこの邸宅には、貞松院が住まうことになったのですが、それも長くは続きませんでした。

翌年の1865年1月、参勤交代の制度が復活するにあたり、この新御殿は一時空き家になりましたが、病弱だった幸教が、さらに翌年の1866年に隠居した際の隠居先として使われました。1867年の明治新政府がなった翌年の1869年に幸教は35歳という若さで死去しますが、これ以降、この建物は真田家の別邸してして長らく使われることになりました。

幸教に好まれた「水心秋月亭」と名づけられた庭園です。心字池を中心に、近くの山々を借景として取り組んだものとなっています。趣きある渡り廊下に座って、庭園を優雅に眺められます。

敷地内には7つの土蔵があり、現在は様々なイベントの会場にも使われています。

投稿者プロフィール

tabinet
tabinet
http://www.tabinet-jp.com/
長野県観光サイト「たびネット信州」は、長野県の旅行・観光の総合情報サイトです。