1500~2000m級の山々が連なり、数多くの池や沼、湿原が点在する広大な志賀高原。ドライブルートを外れて草原へ一歩踏み込めば、風のざわめきと小鳥の声だけがこだまする大自然の中。数えきれない高山植物や樹木、野鳥が一斉に出迎えてくれる。また専門ガイドが引率する自然観察会やトレッキングツアーなども用意されているので、志賀高原の自然を多角的に楽しみたい人や、山に不慣れで自信がない人は参加してみるといいだろう。

田ノ原湿原の木道をゆっくりとたどる。ワタスゲの群落は6月中旬~下旬が見ごろ。

志賀高原のシンボル「笠岳」の美しい山容。

標高2040mの裏志賀山の北東麓にある四十八池には70余りの池が点在。夏季にはさまざまな花も見られる。

志賀山の噴火によってできた大沼池。神秘的なコバルトブルーの池には、大蛇と姫の悲恋の物語が伝えられている。

新緑の中、燃えるようなレンゲツツジ開花は6月中~下旬(写真は一沼)

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