日本の秘境100選のひとつで、長野県の最南端に位置する飯田市南信濃・飯田市上村の山深い谷間に広がる地域。 上村にある下栗の里は、傾斜30度余の山腹にへばりつくようにして佇む小さな集落。 日本の原風景が残るこの地は、「日本のチロル」とも呼ばれています。毎年12月には、多くの神社で寄進奉納の為に舞や祈祷を夜通し催す伝統の「霜月まつり」がおこ なわれることでも知られている。

下栗の里
南アルプスの聖岳と対峙する標高1000mの尾根、傾斜約30度の南東斜面に広がる小さな農耕集落で、「日本のチロル」と言われている。

南アルプスとそば畑(下栗の里、9月上旬~下旬)
傾斜の強い山肌と独特の気候風土を活かしたそばの生産も、村の主な産業の一つとなっている。

南アルプス聖岳とそばの花(下栗の里、9月上旬~下旬)南アルプス聖岳、兎岳などをバックにしたそばの花。

サンセットポイント(下栗の里)
下栗の里は、南アルプス聖岳などの素晴らしい夕照が望めるサンセットポイント。

遠山川と茶畑
傾斜の強い山肌と清涼な気候風土の南信濃は、信州でも唯一の茶(赤石銘茶)の産地。

遠山郷郷土館(和田城址)
戦国時代、この地の領主であった遠山氏の当時の栄華を偲び、「和田城」を再現。郷土館として伝統芸能をマルチビジョンで紹介し、霜月まつりに使う面の複製面を200点余り展示するなど、芸能文化の里にふさわしい施設となっている。

霜月祭り
国重要無形文化財の指定を受けた800年の伝統をもつ祭り。村内の神社で寄進奉納の為に舞や祈祷を夜通し催す。(12月)

かぐらの湯
遠山郷に沸く天然温泉。南信濃の街並から歩いてもすぐの場所、遠山川のほとりにある温泉施設。お湯は源泉温度43度の高濃度塩化物温泉。

山肉料理
遠山の名物と言えば、猪や鹿、ときには熊などの山の肉。 狩猟期間中には何十kgもの大物が、 村内外の猟師さんたちによって和田の肉屋さんにかつぎこまれる。

 

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