奈良井駅から徒歩10分、当時の宿場風情をそのままに残された奈良井宿に佇むお食事処「かなめや」

長野県塩尻市にある奈良井宿。江戸時代、江戸と京の都を結ぶもっとも重要な街道だった中山道の中で、最も多くの旅人でにぎわった宿場町です。江戸時代や明治時代の建築物が立ち並び、往時の面影を色濃く残す町並みは、昭和53年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

そんな奈良井宿の中に「かねめや」さんがあります。築140年以上の民家をそのまま店舗にしたお食事処で、どこか懐かしい佇まいです。

中村邸 塗櫛の問屋を営んでいた中村家の住宅で、天保年間(1830~1843年)の建物。
2階を少しせり出させる出粱(だしばり)づくり、鎧庇(よろいびさし)など、典型的な奈良井の民家の様式を残し、市の有形文化財に指定され、内部が公開されています。

店内は、昔の日本にタイムスリップしたかのような落ち着いた雰囲気ですが、お洒落でもある不思議な空間。

囲炉裏がありあました。冬になると火が入いるそうです。

店内を見上げると、中央は吹き抜けになっていました。趣のある天井に歴史の深さを感じます。

“五平餅セット”(650円)を注文しました。コーヒー、小鉢、漬物が付いています。

通称「木曽漆器」のコーヒーカップです。材質はもちろん檜で、その重厚さからは想像できない軽さが特徴です。

木曽地方には至る所に五平餅を食べる文化がありますが、ここ奈良井宿の五平餅はおにぎり形。その上にかかっているのがエゴマ味噌です。この荏胡麻は手で小一時間かけてじっくり擦るのが美味しさの秘訣だそうで、荏胡麻の芳醇な香りとコクのある甘みは他とは一線を画す逸品です。

 

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