長野県松本市にある国宝に指定された城で、安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造されました。深志城(ふかしじょう)といった時期もあり、市民からは烏城(からすじょう)とも呼ばれています。天守は国宝に指定されており、他には姫路城、犬山城、彦根城、松江城が国宝に指定されています。

JR松本駅から東に伸びる駅前通りから伸びる本町通り。この本町通りを北へ行くと、突き当たりに松本市民の魂である、国宝・松本城があります。まず目に見えるのが松本城の外堀。この外堀には鯉が飼われていて、見る人を心穏やかにしてくれます。奥に見える建物は、松本市に関する様々な展示がされている松本市立博物館です。

黒門です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、2015年7月8日、島根県松江市にある松江城が国宝に指定されました。実は松江の松平家の祖・松平直政公は、松本城主の7代目でもあり、辰巳附櫓・月見櫓を築造した後、寛永15年(1638年)に松江に転封されました。

南東から見るこの風景が一番有名ではないでしょうか。黒と白のコントラストが素晴らしいです。若干曇っているため見えませんが、晴天時には背後に綺麗な北アルプスが望めます。

南西から見た松本城です。中央の大天守を囲む櫓の荘厳な姿がよく見えます。

本丸庭園の芝がちょうど刈られている最中でした。松本市の標高は600m強。秋の彼岸が過ぎると朝晩は10℃を下回ることも多くなります。これが最後の芝刈りかもしれませんね。

内堀から天守へかかっている3つの橋の1つ、埋橋です。春には「夜桜会」開かれ、多くの観光客や市民がライトアップされた松本城と桜を楽しめます。

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